バラとの生活

バラが咲き始めた5月。
ときめきをもって鼻を近づけ、バラの香気を思いっきり吸込む。
一年振りの香り。この上ない幸せに、再び心が満たされる。
名前は知らないが、ローズピンクの香りは、ダマスク系。
最盛期には、庭に出ただけで甘酸っぱい香りに包まれた・・・
老朽化した株に、不安はぬぐえないが、
今を美しく咲き誇るバラに、今年も感謝している。

バラ風呂、バラ酒、蜂蜜漬け、ジャム等々沢山味わいたい。
今年は、どんな楽しみ方をしようか・・・


***ローズジャム****

甘酸っぱい香りと、花びらを味わって・・・

それでは、作り方を

苦味が含まれる部分を、切り落とします。
A:材料・・・カップ状に咲き始めた花びら、氷砂糖、レモン水少々
  • 左の写真のように、苦味の出る部分を鋏で切り落とします。
  • 花びらを洗い、ザルにあげ、大方水分が取れたら、新聞紙の上に広げておきます。
  • こうすることで、落としきれなかった小さな虫が、這い出てきます。
  • 花びらは、1/3位を取り分けておきます。(食べる花びらの分)
  • 鍋に湯を沸かし、花びらの2/3分を入れます。水の量は、花びらが浸るくらい・・・
       と考えて下さい。
  • 5分位沸騰させますと、花びらの色が抜けますので、網杓子ですくって捨てます。
      長く煮出しますと、苦味が出てしまいます。
      この時にも、おしべ等が混じっていないか良く見てチェックです。
  • 湯に、色と香りが移りましたね。残りの花びらと氷砂糖、レモン水少々を加え、
      トロリとするまで煮詰めます。
*花びらの量が少ない時は、市販されているペクチンを利用すると良いでしょう。
備忘録

***ローズティーとポプリ***

こちらは、フレッシュな花びらを紅茶に浮かべて・・・

一見優雅に見えますが、飲みにくい!!
花びらを洗ったあと、密閉できるものの中に、シリカゲルと一緒に入れておきます。
私は、ビニール袋を利用しています。

保存用に、ポプリに、ローズティーに、水に戻してジャムやケーキに・・・

いつの間にか、我が家のツルバラの季節は終わってしまいました。
四季咲きではないので、再会は、また一年後ということになりますね・・・
感謝を込めて、リン酸とカリの豊富なお礼肥を施しましょう。
2012.05.31
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